第51話
娘に熱烈お出迎え
もう数年前になりますが、2週間程入院しました。
高熱からの皮膚炎症状・関節の腫れなど色々な症状が出て即入院となりました。
特に足は腫れあがりサンダルが入らなくなる程で痛くて歩行困難。
まぁそんな感じで入院したんですけど、娘がまだ低学年だったんですね。
学校から帰ってパパが帰ってくるまでの数時間1人でのお留守番は初めてでした。
で、この2週間っていうのが千葉県が甚大な被害を受けた台風が来た時に被ってしまったんです。
こちらは埼玉ですけどその台風の影響で入院してる病院も一瞬停電したりしました。
台風通過の翌日何故か我が家含めて周辺一帯も停電してしまったのです。
しかも夕方。娘が1人で留守番している時に!
10分くらいの短い時間だったらしいのですが、
- 娘怖くなって横で寝ていたこたろうにギュッと抱き着く
- ビックリしたこたろうが逃げる
- すぐ復旧したものの給湯器が「正常に作動しています」的な事をしゃべる
- 誰もいないはずの家で誰かがしゃべった!(給湯器)でもう娘パニック!!号泣しながらパパに電話する。
という事がありました。
低学年ですから停電して給湯器がしゃべったらそりゃパニックになります。
パパは帰宅途中でその後10分程で家に到着しました。
この話を聞いて私、退院させてくださいって先生に懇願。
本当はもうちょっと入院して欲しかったみたいですが、退院させてもらえました。
停電の時はさすがにこたろうは逃げてしまいましたが、入院中の2週間こたろうは学校から帰宅した娘を毎日熱烈にお出迎えしてくれました。
娘はこたろうがいたから寂しくなかったと言っていました。
こたろうの存在がこの時どれほどありがたかった事か・・・
こたろうには感謝する事がいっぱいです。