延命治療と看取りについて
重いタイトルつけちゃったな(^^ゞ
両親の介護状態はこちら↓
親の介護が始まると考えなきゃいけない事にこの延命治療と看取りについては避けては通れません。
介護のステージが変わると否応なく考えなくてはいけないのです。
たとえば私の場合は、寝たきりの父(要介護4)を在宅診療に切り替えた時と父が施設に入所したタイミングです。
考えたくなくても、延命治療と看取りについての契約書を事業所と交わさなくてはいけません。
- 心肺停止時、救急搬送をするのかしないのか?
- 心肺停止時、心肺蘇生をするのかしないのか?
- どこで最後を迎えたいのか?それは家か病院か施設なのか?
- 口から食べられなくなった時、胃ろうをするのかしないのか?
- 看取りの時、点滴をするのかしないのか?
- 看取りの時、痛み緩和の薬を投与するのかしないのか?
簡単に書きましたけど大体こんな感じの質問を書面で決断して丸を付けていかなくてはいけません。
事前に書類は貰っているので、夫と相談してある程度は決めていました。
私の兄妹は4人いますけど介護の協力も話し合いも出来ない兄妹です。
いつもキーパーソンの私が決定した事を兄妹に事後報告していました。
この延命治療と看取りについては、母の介護をしている姉には書面と共に直接会って説明して了解を得ました。
妹にはラインで事後報告で伝えましたけど・・・返事あったかな?(-"-)
妹はいつも反応が薄くて・・・決断とか判断を一切してくれません。いつも他人任せ。
兄には報告すらしていません。
しらんぷりしてきたのに正直この段階で口だけ出されたくないのと実際に介護をしてきたのもこれからの介護も姉と私なので。
兄が責任ある発言や決断をしてくれるとも思えません。
延命治療と看取りの決断で心を削られる
事前に夫とも相談して決めていたし、介護関係の事は私がずっと決断してきました。
だから大丈夫だと思っていました。
心は決まってる、ブレる事は無いと・・・
在宅診療の時は書類に丸を付ける時にドキドキと息苦しさを感じました。
決めた事を記入するだけだ。
何てことは無いと思っていたのに、丸をつける事に躊躇した自分にビックリした。
施設入所の時は医師の説明を受けて書類に書き込みます。
先生の話を聞くと延命と看取りをより身近にリアルに感じてしまいます。
決めていた事がブレそうになる。
本当なら私だってこんな役目はゴメンだ。
逃げられるものなら逃げたい。
親の生死を私が左右してしまうのではないかと思うとその責任に押しつぶされそうになる。
だけど口から食べられなくなったらもう・・・と私は思う。
心の中が重い・・・
いいなぁ・・ほかの兄妹は・・
この責任を背負わないんだから。
他の誰かがこの苦しい役目を引き受けてる事に気づかない振りして、全てが終わるのを待てばいいんだから。
施設入所時にこの延命と看取りの話を一緒に聞いてくれたのは主人です。
こんな重たい話を聞かせてしまって申し訳ないなぁ。
実子は見送りにも来ないのに、主人が延命と看取りの話を聞く・・・ちょっとおかしくないか?
(姉には残った母のフォローの為実家に留まってもらいました)
だけど一人で先生の話を聞いていたら多分ブレていたと思う。
先生の話を聞いていたら心がグラグラと揺れる。
主人と私で先生にいくつか質問をして、当初決めていた通り記入する。
この書面が絶対ではないと言って貰えたし、その時になったらもう一度意思確認します。と言って貰えたので予定通り記入する事が出来た。
延命治療と看取りについての書類は精神的なダメージが凄い。
この1年半、父が施設に入所するまで父と母のキーパーソンだった私は少しづつ少しづつ精神的に削られてきました。
問題が起こると問題を解決する為に動き、ホッとしたらまたすぐに次の問題がやってくる。父と母がダブルだったので、私のキャパを完全にオーバーしていた。
問題が起こると胃腸の弱い私はダイレクトに体に出るようになりました。
特に今年に入ってからは、ケアマネからの電話が来ると翌日下痢をするようになりました。毎回毎回。
だから父が入所して正直ホッとしています。
まだ母が残っているんですけどね。すでに問題が起こっていて・・・・
父母は同じケアマネについてもらっていました。
ただ父が施設に入所した事により、父からケアマネが離れました(居宅のケアマネなので)今までのケアマネは母だけの担当になった事から、母のキーパーソンを姉にして父の施設の対応を私としました。
ヘルパーさんにたくさん入って貰っているけど母の一人暮らしは恐らく難しい・・・
すでに問題も起きている。
姉と相談しながら良い方向に進むようにやっていきたいし何としても良い方向に進めたい。