第122話
信用しすぎよ
飼い猫あるある。
踏まれるなんて全く思ってないよね。
なんでそこまで信用できちゃうの?って思っちゃう。
自分の上を巨大な人たちが通り過ぎていくんだよ?
色んな所で寝っころがって眠ってるけども。
私が悪い人だったらどうするのさ。
いっぽう警戒心の塊であるあずきの上を跨ぐ事は不可能。
近付く気配だけで逃げていく。
そもそもコタロウみたいにこんな警戒心の無い眠り方をしない。
あずきは床で伸びきって眠ったりしない。
まずお腹を見せて眠らない。
いつでも警戒を怠らない。
仔猫の時に保護されるのと野良猫1年してから保護されるのじゃこんなに違う。