第6話
お金がかかる
当時、我が家はすでにメス猫1匹を飼育していました。
そしてアパートから戸建てへの引っ越しを控えていました。
そんな時に仔猫を拾ったけれど飼ってもらえないか?という話がきたのです。
アパートの契約は猫1匹まで。戸建てなら2匹になっても大丈夫です。
タイミング的にはバッチリでした。
その時こたろうは生後2カ月ほど。見せてもらうと、あまりの可愛さにもう断る事などできませんでした。パパなんて仔猫の写真を見ただけで勝手に名前まで決めて引き取る気満々でした。その時パパが勝手に決めた名前がこたろう(虎太郎)。結局名前はそのまま「こたろう」に決定しました。
当時我が家は娘・私・先住猫(メス)とパパという圧倒的に女性ばかりで、男の子のこたろうにパパは大喜びでした。肩身が狭かったかな(^^ゞ
こたろうは病気を持っていた為に病院へ通い、その病気が私たちにも移り人間も長いこと皮膚科に通いました。
真菌が人に移った場合、菌を残さないようにしっかり治療することが大切です。
私と娘も皮膚科に2カ月近く毎週通院し、毎日薬を塗っていました。
ゲージを購入して、病院に通って、去勢手術をして、壁を剥がすいたずらをするので壁用の防護シートを家じゅうに貼りました。
新築の壁はあっといまにボロボロです(´;ω;`)
2匹目を飼う予定が無かったので想定外にお金がかかりました。動物を飼育するってホントにお金がかかります。
しかし今となっては、大切な家族の一員であり我が家に来てくれてありがとうという思いです。こたろうの猫らしくないストレートでちょっとおバカな性格に本当に癒されてます。イライラした時は猫吸い(こたろうで)させてもらってます。
※猫吸い・・・猫のお腹に顔をうずめてスーハーする事です。癒されます。