第56話
猫のしつけの入り方
人間にも色んな人がいるように猫の性格もみんなバラバラです。
我が家が飼育してきた3匹も姿形が似てるだけで、ほんとに一緒の動物?同じ猫なの?って思うくらい性格や行動もバラバラです。
我が家では食事をするダイニングテーブルとコンロのあるキッチンにのぼる事を禁止しています。
このしつけの入り方も3匹全くバラバラでした。
こたろうの場合
いつも陽気で前向きなこたろうは叱られてもへっちゃら。よってテーブルに乗らなくなるまで2年かかりました。
だいぶ初期から乗ってはいけない事を理解してるようでしたが、興味や好奇心のほうが上回るようで乗っては叱られて降りるをエンドレス。
最終的には乗って叱る降りるまでが遊びのようになってしまい、こたろうからおちょくられていました。
机に乗る事が毎日のルーティン化してしまったので、ペットボトルに百均で買ってきた網を括りつけてテーブルにグルっと立てて置いてジャンプしても届かないくらいの高さの網の塀をつくりました。
物理的に乗れないようにしたのです。
テーブルを使用する時はペットボトルと網を床に置いて、使用後はまたテーブルに戻すという滅茶苦茶面倒くさい事を1年以上してました。キッチンも同様です。
そのうちにテーブルに全く乗らなくなりました。
テーブルはこたろうの中で毎日のチェック項目から外れたようです。
同様にキッチンにも乗らなくなりました(夜中や外出時は分かりませんが(^^ゞ)
チビの場合
チビはとても賢かったので叱られると同じようなイタズラはしなくなります。
テーブルとキッチンにも1ヶ月程で乗らなくなりました。
転勤族でしたのでチビを連れて何度か引っ越しをしました。
引っ越しをすると猫あるあるで、部屋チェックが始まります。
数時間かけて隅から隅までチビにチェックされるんです。
その中で必ず1度テーブルに乗るんです。テーブルチェックですね。
そこで私が「テーブルはダメよ」と言うと二度と乗らなくなります。
引っ越しの度にそうだったのでチビもダメな事はよく理解していたようです。
あずきの場合
最後はあずきです。
あずきに関してはしつけはしません。
というか、しつけなきゃいけないようなイタズラを全くしないので、叱る事がほぼありません。
テーブルにもキッチンにも全く乗りません。
こたろうが叱られてるのを見て覚えたようです。
「ダメ」という言葉もあずきにほぼ言った事ないんですけど、叱られるこたろうを見て勝手に覚えてしまいました。
あずきはほんとに手のかからない子です。こたろうをよく観察して空気を読んで行動してくれるおりこうさんです。
しつけの覚え方が3匹ともバラバラです。
猫にしつけをするのは確かに難しいです。入りやすさは猫の性格に依るところが大きいのかなと思います。
ちなみに椅子に座る事はOKです。
なのでこたろうはよく椅子に座ってます。
前足はOKというマイルールを勝手に作ったこたろう。
もちろんNGです。