まさかまさかのあずきの脱走
あずきが脱走しました。
午後2時頃、網戸を開けた時にするりと庭に出てしまいました。
こたろうの事はほんとうに警戒してたけど、まさかあずきがスーッと出ていくとは思わなかった( ;∀;)忍者のように近づいて全く気付かなかった・・・
庭で匂いかいだりしてたのでチュールとまたたびを掴んで裸足のまま飛び出してあずきに近づくけど逃げる!逃げる!
2メートル以内に近づけない!!
おもちゃの猫じゃらしを振ってみるもののさらに遠くに逃げていく(-"-)
あずきは警戒心も強く、外で捕まえるなんて絶対無理!!
こたろうみたいに名前を呼んで来るような猫じゃない。
しばらく睨み合いが続き、あずきは全力で走っていった・・・・全力疾走で一瞬で行方不明。
とりあえす玄関の扉を開けっ放しにして探しに行く。
メス猫の行動範囲は狭いらしいので半径100メートルぐらいをじっくり見ていくけど見当たらない。
学校から帰った娘も合流して捜索
娘のお友達とそのお母さんも一緒に捜してくれて、草むらや廃材置き場、車の下、室外機などを見ていくけれど見つからない。
一時間以上一緒に探してくれました( ;∀;)
遊んでる子供たち(娘の同級生たち)にも聞き込むものの情報は得られず。
保護団体に捕獲器を貸してもらう
恐がりなあずきの性格からも見つかったとしてきっと近づく事は出来ないと判断。また翌日は雪予報。急がなくては。
あずきを譲渡してもらった保護団体に捕獲器を貸してほしいと連絡をいれた所すぐに持ってきてくれるとの返事。ありがたい。
午後6時過ぎに帰宅した主人が懐中電灯を持って探しに行き、その帰りに交番に届けを出してもらう。
午後7時前には保護団体さんが捕獲器を5個持ってきてくれて、家の周りにグルっと設置してくれた。
普段外に出てない臆病な性格のメス猫はそんなに遠くには行かないはず。多分近くに身を潜めているはずだとの事。
動き出すのは夜間だろうから、出て行った窓を少し開けておいて窓の近くに猫トイレとエサと水を置いておいてくださいとの指示を受けたのでその通りにする。
真冬に窓を開けておくのは寒い・・・・もの凄く寒いけどあずきが帰ってくるかもしれないと我慢我慢。
リビングの窓を開けたまま就寝するのはちょっと怖い( ;∀;)
あんまり治安の良い地域じゃないので電気はつけっ放しにしておく事に。
人の気配があると戻ってこないかもしれないと早々に2階へ。
また、こたろうまで逃げないように一緒に2階の寝室へ。
そして朝・・・
眠りが浅くて30分置きに目が覚める。
気になって仕方がない。
朝6時過ぎに1階のリビングへ行くと、開けっ放しの窓のそばにあずきが座ってる!!
近すぎる・・・開いてる窓に近すぎる・・・
安易に近づけば窓から逃げてしまうかも・・・う、うごけん!!!
ジリジリと睨みあう事数秒か数十秒か・・・
抱っこしているこたろうがニャーニャー鳴いてるけども。
私が一歩踏み出すと、あずきが2階へ駆けあがって行った!!!
私は急いで窓を閉め鍵をかける!
戻ってきた!!!あずきが戻ってきた!!
主人が飛び上がって起きる( *´艸`)
あずきはまだ寝ている娘のベットに寝そべっていました。
体を触ると雨のせいでちょっと濡れていて体も冷えていました。
とりあえずあちこち体を触ってケガが無いかチェックする。問題なさそう。
とにかく疲れたのか眠りはじめたのでそっとする事に。
数時間後、ベットまでエサを持って行くとバクバク食べる。お腹ペコペコだったみたい。
捕獲器はどうなった?
捕獲器には黒い猫ちゃんが入ってました。足に靴下柄の黒猫ちゃん。
桜耳の子だったらそのまま出して良いとの事。左耳がカットされていたので、そのまま逃がしてあげました。驚かせてごめんね!
今回一晩大冒険をして来たあずきですが、相当疲れたのか眠り続けていました。翌日には完全復活しました。
保護団体の方には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
すぐに対応していただき本当に感謝です。
もちろんお礼の寄付をさせて頂きました。
もう網戸開けられないな(-"-)
保護団体の方が言った「もう飼い猫になってるからきっと自分から戻ってくる」の言葉通りあずきは戻ってきました。
ほんとうに良かったよぉーーー
興奮してるのか目がまん丸に