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124話 後編
迷惑な偶然 後編
まず、私の迷惑な見間違いから始まったお話です。
2階の部屋の明かりが点灯していると勘違いをした後にあまりに完璧なタイミングで玄関内の人感センサーが誤作動してしまったようです。
夜間だし、見間違いした直後だし、いやぁもう2階から誰か降りて来たと思うよね?
玄関開けられないでいたら、窓にこたろうの姿!!
いつも通りのその姿。
「おかえりー!!遅かったじゃなーい!お腹すいたよー」って聞こえてきそうないつも通りの鳴き声に安心して玄関ドアを開ける。
人懐っこいこたろうだけど、実は人懐っこいのは家族限定。
インターホンだけで逃げ出して、知らない人が部屋に入ってきたら隠れて出てこない。
そんなこたろうがいつも通りだったし、人感センサーの誤作動はちょくちょくある事なので玄関ドアを開けられた。
全ての部屋、ベランダ、というか全ての扉を開けて確認しました。
一応ね。やっぱりちょっと怖かったから。
2階の明かりは恐らく車の中から見た隣家と間違えたと思われます。
(何年も住んでるのに間違えるってねぇ(;´・ω・))
オカルト的に話を持ってくなら、もしかして(亡くなった)お父さん!?って思ってもよさそうですが… まぁ、それは無いよね。