第30話
絶対人間だと思ってる
あずきは大きなイタズラはしないのですが小さないたずらはたまにします。
基本的にイタズラらしいイタズラはしません。本当におとなしい子です。
しかしたま~にですけどちっこいイタズラで叱られます。
壁紙で爪を研いでみたりとか(叱るとあまり繰り返しません)
こたろうが比較的・・いつも叱られてるので、そばで見ていたあずきは自分が叱られたわけじゃないのに「ダメ!」という言葉を覚えました。
こたろうもあずきもダメという言葉を理解しています。
特にこたろうはこの言葉をよ~くよ~く知っています(;'∀')
最近では、私が低い声を出すと「あ!やっべ!」って感じでピタッといたずらを辞めます。
パパに関しては、低い声で「こたろう~」と言うだけでイタズラ即辞めでダッシュで逃げます。
こたろうは叱られる事が分かっていて、イタズラしてるんです。リビングにあるテーブルは乗るの禁止なんですけど、たまに乗ってて見つけて目が合っただけでダッシュで逃げられます。こちらはまだ何も言ってなくても・・・やっていい事と悪い事はちゃんと理解してるっぽいけど怒られる事なんてへっちゃらなのがこたろうです。
そしてあずきに「ダメ!」という言葉で叱ると、こたろうがダッシュで飛んできます。
あずきの事を庇うのかと思いきや、一緒になって叱るんです。
初めは偶然かと思ったのですが2度、3度と続くうちにこれは一緒になってあずきを叱って指導していると分かりました。
あずきを叱ると飛んで来て、背中をとんがらせてあずきにウー!!ウー!!と唸るのです。猫パンチは出ません。一丁前にあずきの事を叱ってるんです。こたろうのほうが何倍もよく叱られてるくせに(;´・ω・) お前が言うな!!って感じで笑っちゃいます。
このこたろうの指導はたまにしか見れません。それこそ1年に1~2回。あずきを叱る時があまりにないもので・・・
こたろうは私たちの食事の時もダイニングテーブルの椅子にちゃっかり座っているし(何も貰えないのに)とにかく家族と一緒に行動を共にしたいタイプです。
自分の事を猫だとは思ってないようです。人間だと思ってる気がします。こたろうにしてみたら猫も人間もないのかな?家族・仲間ってくくりなのかもしれませんね。