保護猫と暮らす あずとこた

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介護 母の乳腺外科送迎

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乳腺外科定期通院

 

3カ月に1度の通院になります。

本日も35度超えのカンカン照りです。真夏の通院は気を使います。

母を熱中症にさせる訳にはいかない。

保冷バッグにスポーツドリンクと麦茶、保冷剤をたっぷり入れて行きました。

車内も施設に行くまでの2時間で十分に冷えました。

ところが冷えた車内が逆に寒かったようです。

温度を上げても寒い寒いと言うので、母の乗っている後部座席側のリアエアコンをOFFにして走行しましたが背中側がじんわり暑い・・・

高齢者は暑さを感じにくいと言いますが母もそのようです。結局病院に到着する45分間ずっと寒いと言っていました(いやぁ暑かったよ~)

 

 

 

車内で父の事を聞かれてしまう

 

父が亡くなった事は母に内緒にしています。

施設の先生と決めました。

これまで母が父の話題を出す事はほとんどありませんでした。

 

父がまだ在宅寝たきりの時に母が「あれはもうすぐ死ぬるね」なんて事を言っていたし、父は看取りの時期でさえ母に会うのを拒否しました。

お互いドライな感じがしたし、父の死後も母の口から父の話題が出る事はほとんどありませんでした。

 

ところが今日・・・

「お父さんは今どこにいるんだろうね?」

「ん?うーん・・・」(この話題やばい!!)

「同じ施設にいる感じはしないね」

「うーん・・・」

ここで遥か昔の話をしだす。

「お父さんは30万も40万も給料貰ってきて全部家に入れてくれた」

「こつこつ真面目に働いてくれた」

「私が使っちゃって贅沢は出来なかったけどね」

「そうだっけ?どっちかって言うとうち貧乏だったよね?」

「ずっと働いて全部給料入れてくれたんだから、えらいよね」

「うーん?」(父が真面目に働いて30万、40万の給料だったのって私たちが子供だった遥か昔よね?後半は転職を繰り返して働かない時期もあったりしたけど・・・)

「まぁ、頑固だったよね」(父の遺した遺族年金のおかげで母は施設にいられるのだから父には感謝だ。遺族年金なんて母の前で言えないけど・・・)

 

どうも昔の記憶を思いだしてるようです。しかも良い時期の事を・・・

その後の苦しい生活の事はもう思い出したくもない記憶なのかな?

母は苦しい嫌な事は忘れ去って、楽しかった良い記憶だけを持って生きている。

楽しい記憶ばっかりだから父の事を「あれはもう死ぬるね」なんて事ももう言わないし逆に感謝しきりだ。

今は父の良い記憶ばかり思い出すのかな?

 

父が亡くなった事を隠して母と父の話をする。

言えない事が多すぎて、不自然に曖昧な相槌だけになる私。

本当の事を言えなくて心臓がギュッと苦しくなる。

 

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